いよいよ幼稚園入園。
入園に向けてお弁当箱や水筒の購入を検討しているママさんも多いのではないでしょうか。
今日は元幼稚園教諭として、お弁当箱のサイズや水筒の容量についてお話していきたいと思います。
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幼稚園年少の水筒容量やお弁当箱サイズは?
水筒のベストな容量はない!?
まずは毎日持っていく水筒の容量について。
できることなら、1つの水筒で済ませたいから、容量はどれくらいにしたら良いのか気になるところですよね。
ですが残念なことに、1つの水筒で事足らせるのは、かなり難しいというのが現状です。
なぜなら、冬と夏で飲む量も変わる。
体が大きくなるとまた必要な容量が変わるからです。
じゃあ大は小をかねる!で大きめのものを買えばいいのでは?と思いますよね…
ただ、幼稚園年少の子どもにとって、お弁当の入ったかばん、お茶がたっぷり入った水筒、月曜や金曜はそれに加えて上履きや絵本、タオル…様々な荷物を自分で持たなくてはなりません。
ですので、大きすぎは転倒の危険もあるので、要注意。その子が飲みたい量の少し多め位を目指して、季節に応じて調節してあげましょう。
水筒の開け方や飲み方が分からず、苦戦している子もたまに見かけるので、入園前から、使用予定の水筒にお茶を入れ、飲む練習をしておくのもおすすめです。
登園から降園くらいの時間に、その水筒から水分を摂取することによって、その子が飲みたい量も知ることができ、ママさんも、いちいちコップに注いであげる手間も省け、一石二鳥です。
水筒サイズ対策。こんな裏技も!?
これは、園によって推奨していない園もありますし、ご家庭の方針にもよるので、飲ませても問題ないと感じる方のみお試しくださいね。
ずばり、水道の水を飲ませる!ということ。
日本は水道水が飲んでも安全なレベルに管理されています。
水筒の飲み物が足りないなら、水道水を飲めばよいのです。
でもちょっと待って。
日本の一般家庭で育った子どもは、蛇口から直接水を飲むという経験していない子がほとんど。
水道から直接水を飲むためには、ベストな水量に調節するテクニックや、吹き出す水に口をつける勇気が必要なのです。
公園に行った際などに、ぜひ一緒に練習してあげてください。
最初はびしょびしょになるかもしれませんが、慣れたらなんだかおもしろくて、普段よりよく飲むなんて子もいますよ。
水道の水が飲めるなら、水筒の容量も少し小さめにすることが可能です。
幼稚園年少児お弁当箱のベストサイズは?
ではお弁当箱はどれくらいのサイズがいいのでしょうか。
おすすめは、ずばり小さめ。
足りなくなると困る水筒とは逆に、お弁当箱はぜひ、子どもが一人で無理なく完食できるサイズにしてあげて欲しいのです。
お弁当を完食できると、先生にも、ママにも褒められ、子どもは達成感を味わうことができます。
園によっては、ぴかぴか賞(完食した子にあたえられる賞)などと称して、手にスタンプを押してくれたり、シールを貼ったりすることも。
慣れない園生活の中で、お弁当の時間がその子にとって、楽しい、嬉しい時間になるよう、少しでも工夫してあげたいですよね。
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ランチタイムを楽しめる工夫は?
ランチタイムを楽しめる工夫は?
量だけでなく、お弁当の内容も、子どもがランチタイムを楽しむのに重要になってきます。
園生活になれるまでは、ぜひ子どもが大好きなメニューにしてあげてください。
いつも同じでもいいのです。
子どもは、毎日違うおかずかどうか?よりも、毎日好きなおかずかどうか?が重要です。
ここで気になってくるのが、キャラ弁なるものではないでしょうか。
書店に行けば、細かいパーツを駆使した壮大なキャラ弁の本がたくさん並んでいます。
幼稚園に行ったら、これを作らなくちゃ!と意気込んでいるママさんもいるのでは?
でもちょっと待って!
そのキャラ弁、本当に子どもは望んでいますか?
おにぎりに海苔で顔がついていたら、子どもは開けた瞬間喜びます。
ウインナーに好きなキャラクターの絵が描いてあるのも嬉しいでしょう。
その位のキャラ弁は、ママさんの無理のない範囲でおおいにやってあげてください。
子どもに負担となるのは、食べにくいほどぎゅぎゅっと固められたキャラクター型のおにぎりや、色を重視したがために、好みのあじではないおかずやおにぎりなど。
そぼろを混ぜ込んだくまさん型おにぎりがぼろぼろこぼれて、スプーンでもすくえず、大苦戦…なんてこともありました。
お弁当は食べるもの。かわいいのも良いのですが、味と食べやすさを損なわない程度にしてあげると、子どももすいすい食べることができ、ランチタイムを楽しいものにするのに、一役かってくれそうですね。
まとめ
幼稚園年少さんにとって、ランチタイムはちょっぴりママを感じられる楽しい時間です。
大好きなおかずが入っている日は、「今日はサンドイッチなんだよ」「お花のハムが入っているの!」と朝から、たくさんの人に自慢している姿をよく見かけました。
入園したばかりの不安定な時期だからこそ、ランチタイムが楽しい時間になるよう、できる工夫をしてあげたいですね。
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