長いようで短かった育児休業が明け、春から一歳になったわが子を保育園に預けて働きに出るというママはたくさんいます。
私も、この春からそんなママの一人として娘を保育園に預け始めました。
一人目のお子さまだと、ママもお子さまも初めてのことばかり。初めてお子さまを保育園に預ける場合は、
・何を準備すればいいの?
・今まで子どものペースで過ごしていたけど、生活リズムはどのように変わるの?
・子どもは保育園に慣れてくれるかな…
・久しぶりの仕事、子育てとちゃんと両立できるだろうか…
・保育園に預けても、子どもの愛着に問題はないだろうか…
など、さまざまな疑問や不安がありますよね。
今回、そんなママの疑問や不安を解消するべく、多くの保育園で通い始めの一週間に行なっている「慣らし保育」のスケジュールと、準備しておくもの、子どもを保育園に預けるママの心構えについてまとめました。
慣らし保育のスケジュール(一歳)
慣らし保育のスケジュール(1歳)
4月のスケジュール
4月1日から仕事始めの方が多いと思いますが、注意しなければならないのは、保育所の始まりは、4月の第2週目からであることがほとんどだということです!
ほとんどの保育園は、以下のようなスケジュールになっていると思います。
《4月のスケジュール》
6日(月)入園式
7日(火)〜10日(金)慣らし保育(12:30お迎え)
13日(月)〜通常保育
私の友人からも、
「4月1日から仕事は始まるのに、子どもの保育園は4月の第2週目からで、しかも慣らし保育で預かってくれるのはお昼までということを、直前になって知り、慌てて認可外で一日預かってくれる保育所を探した」
という話を聞きました。
4月1日から仕事始めのママは、保育園に預けるまでにお子さまを預かってくれる親戚や認可外の保育所などを探しておくことは必須です!
慣らし保育期間中の一日のスケジュール
《慣らし保育期間中の一日のスケジュール》
・6:30 起床
ママの身じたく
子どもの朝ごはん・身じたく
・7:30 登園
※保育必要量が「標準時間」と「短時間」とで登所の時間が異なります。市町村から届く「利用(契約)決定通知書」に記載されていますので、ご確認ください。
ちなみに、私の娘が通う保育所では、標準時間の子どもは7:30から、短時間の子どもは8:30から登所可能です。それよりも早い時間に預けないと仕事に間に合わないという場合は、延長保育の申請をすれば6:30から登所できる場合もありますので、保育所に問い合わせると対応してくれますよ♪
・8:00 仕事開始
・11:30 昼食
※子どもは保育園で昼食を食べている場合は、ママもお子さまのお迎えに行く前に昼食をとっておくことがオススメです♪
・12:30 お迎え
・13:30 お昼寝(慣れない保育園で過ごしているのでよく寝てくれるかも♪)
・18:00 夕食
・19:00 入浴
・20:00〜21:00 就寝
準備したものや母の心構え体験記
準備したもの
《準備したもの》
✅オムツ(購入時の袋ごと)
✅おしりナップ(フタも付けておくと便利です。)
✅雑巾2枚
✅バレエシューズ(一歳児はサイズがなければ、室内用にシューズを購入してあげることも許される場合が多いです。保育士に問い合わせてみて下さいね♪)
✅登園用カバン(リュックが好ましいです。)
✅巾着袋(上履き、給食セットを入れる用)
✅水筒
✅フォーク・スプーンセット・コップ
✅歯ブラシ
✅食事用エプロン(カバンに入れるため、かさ張るシリコン製のものより、布製のものがオススメです。)
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✅おしぼり2枚
✅お手拭きタオル(壁のフックに掛けて使用することが多いため、紐つきのものがあると確実です。写真参照)
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✅お昼寝用のお布団・タオルケット
よくあるママの悩みと、それに対する心構え
《よくあるママの悩みと、それに対する心構え》
悩み①:“朝の準備がゆっくりな子どもにイライラして、つい「早くして!」と急かしてしまいます…”
朝の忙しい時間に、子どもの準備がゆっくりだと、イライラしてしまいますよね。私の一歳の娘もご飯を食べている途中でも絵本やおもちゃが気になると遊び始めて、ご飯を食べきるのに時間がかかったり、なかなかお着替えをしてくれません。
でも、働き始めて子どもとの時間が減り、貴重なわが子との時間をイライラして過ごしたくないですよね。
1歳だとまだまだ食事に時間はかかりますし、好奇心も旺盛で遊びに夢中になってなかなかお着替えなどの準備が進みません。そんなお子さまを持つママにオススメの対処法を紹介します。私も、実際に毎日これで乗り切っています♪ぜひ試してみてください♪
✅おにぎりやパンなどにする
家で食べきれなくても車で食べられるように、おにぎりやパンにすると食べるのが遅いお子さまにママがイライラする必要がなくなります。
✅子どもの「したい」を尊重する
「お着替えしようか」と言っても、「いや」と言って子どもが着替えようとしない時は、お子さまとすぐにバトルせずに、「遊びたいんだね」とお子さまの今したいことに共感して、一度距離を置いてあげましょう。一歳を過ぎてくると、自分の意思がはっきりしてくる子も多く、自分の意思が尊重されないことで、一層ママの言葉にそっぽ向いてしまうということが多々あります。
✅楽しさを演出する
子どもがなかなか協力してくれないお着替えや歯磨きなどは、ママが「早くやるよ!」とギスギスした状態で言えば言うほど悪循環。NHKの教育番組で、お着替えや歯磨きをする時の歌があり、私はよく「頭むくむく〜♪」、「は・み・が・き、上手かな♪」などと歌いながら娘の気分が乗った時を見計らって、娘のお着替えや歯磨きを手伝っています。1歳の子どもの多くは、より楽しいと思えることに気持ちが向きやすいので、楽しさを演出することは効果的ですし、何よりママも笑顔で過ごすことができます♪
悩み②: “車に乗る時や預ける時に、子どもがグズって、気が引ける…”
子どもを保育園に連れて行くために車に乗せる時や、保育士さんに子どもを預ける時にギャン泣きされると、ママとしても心が痛いですよね。
そんなママにオススメの習慣があります。
それは、「8秒ハグ」です。やり方は以下の通り。
✅お子さまを抱きしめる
✅口に出して1〜8までゆっくり数える(お子さまの耳元で優しい声で)
✅背中をトントンしたり、頭をなでなでしながらハグしてあげるとベター
ハグをすると、“優しさホルモン”や“幸せホルモン”とも呼ばれる「オキシトシン」というホルモンが出ます。それにより、不安な子どもの気持ちを少し落ち着けてあげることができます。もちろん、ママも幸せな気分になれますよ♪
私も、娘がなかなか車に乗ろうとしない時や、保育所に預ける前に8秒ハグをしています♪
悩み③:“「3歳までは母の手で」とよく聞くので、一歳から保育園に預けて働くことに罪悪感や後ろめたさがあります…”
「3歳までは母の手で」や「三つ子の魂百まで」とよく耳にするので、1歳から子どもを預けて働きに出るママは、その言葉を聞くたび心が痛みますよね。私の娘も保育所に慣れるまでに1ヶ月ほどかかりました(笑)。
でも、現在は「三つ子の魂百まで」や「3歳までは母の手で」などと言った通説に科学的な根拠がないことがわかっており、逆に、子どもが愛着を持つ対象はママだけでなくパパや保育士など複数の人に対しても持つことがわかっており、1歳から保育士に預けている子とママが養育している子とで愛着の質に差がないこともわかっています。
ママと子どもが常に一緒にいることよりも、長かろうが短かろうが子どもと一緒に過ごしている時間にお子さまにたくさん愛を注いであげれば大丈夫です。
子どもを保育園に預ける方がママの幸福度も上がるという研究結果も出ているそうですよ♪ママの幸福度が上がり、笑顔でお子さまに向き合えるようになれば、お子さまにとってもそれが一番!自信を持ってワーママ生活を楽しみましょうね♪
まとめ
今回、一歳の子どもを保育所に預ける際のスケジュールや準備物、ママの心構えについてまとめました。いかがでしたでしょうか?
お子さまとママの新生活を送るにあたり、物理的にも心理的にも準備していただき、ママもお子さまも幸せな毎日を過ごされることを心よりお祈りしております♪
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