あんなに小さかったわが子も、もう少しで1歳の誕生日。
1歳の誕生日といえば、「一升餅」!
とはいえ、両親に言われたり、SNSでママ友の投稿を見て初めて「一升餅」を知ったママも多いと思います。
今回は、
・「一升餅」って何?
・どんな意味があるの?
・やり方は?
・一升パンもあるの?
について、まとめました!
1歳誕生日一升餅やり方や意味!
一升餅って何?
一升餅とは、子どもの1歳の誕生日に、一升分(1.8kg)のお米のお餅を子どもに背負わせて、1歳の誕生日のお祝いをすることを言います。
実際は、お米を蒸してつくので、約2kgのお餅を1歳の子どもが背負うことになります。
「一升餅」以外にも、地域によって「誕生餅」や「踏み餅」とも呼ばれています。
小さな体で大きなお餅を背負った子どもの姿は、本当に可愛いですよね!
インスタ映えも間違いなし!
一升餅という1歳の誕生日イベントが人気なのも頷けます!
1歳というお祝いの日に、ぜひ「一升餅」で記念に残るワンシーンを♪
どんな意味があるの?
一升餅の「一升」と「一生」を掛け、
・食べ物に一生困らずに生きられますように
・健やかに育ちますように
という願いを込めて行われるお祝いです。
一升餅の丸い形から、「円満な人生を送られますように」との意味もあると言います。
古くからお米の農耕文化をもつ日本では、米は豊かさの象徴でした。
江戸時代には税金(年貢)を米で納めていたほど、お米は日本文化を語るうえで欠かせないものです。
そんなお米をついて米粒を凝縮させたお餅には、新しく生命を更新・再生する特異な霊力が宿り、縁起がいいと考えられていました。
そういえば、お正月にも鏡もちが縁起物として用いられていますね!
現在では、多くの子どもたちが1歳まで当たり前のように育ちますが、かつては、乳児(1歳未満)が、1歳の誕生日を迎える前に死亡することも少なくありませんでした。
そのため、生まれて初めての1歳の誕生日は、特別な日だったのです。
一升餅のやり方は?
準備するもの
《準備するもの》
一言に一升餅と言っても、やり方もさまざまなパターンがあるようです。
パパとママの好みに合ったものをチョイスするといいと思います♪
・一升餅(大きいもの1つor小さなお餅を数個)
・風呂敷orリュック(お餅を背負わせる場合)
・カメラ(記念すべきシャッターチャンスを逃さずに!)
誰を呼ぶの?
《誰を呼ぶの?》
昔は、産婆さんや親戚が集まったようですが、現在はおじいちゃん・おばあちゃんを呼ぶのが一般的のようです。
親戚を呼ぶ場合は、日程調整が必要ですので、早めにお声掛けしておくことがオススメです。
親戚を呼ばず、パパママとお子さまだけでするご家庭も少なくないので、パパとママで相談して日程を決めてくださいね♪
一升餅のやり方
《「一升餅」のやり方》
一升餅を風呂敷やリュックで背負わせる
子どもに一升餅を背負わせたとき、しっかり立つことができたら嬉しいですが、転んでも大丈夫♪
子どもが一切前後から早く歩き出すのは家を離れるのでよくないとの考えから、一升餅を背負った子どもをわざと転ばせたり、餅を投げつけて歩けないようにする風習のある地域もあります。
一升餅を背負ったわが子が、立ち歩いても、転んでも、どちらにせよ縁起がいいので楽しく誕生日イベントを過ごしましょうね♪
一升餅を背負わせる以外にも、子どもに一升餅を踏ませたり、抱かせるといったやり方をする地域もあるようです。
何をさせても、大人にとっては本当に可愛く微笑ましいので、ぜひ、楽しんでください♪
イベント後のお餅は食べる?
「子どもに背負わせるなり踏ませるなりして楽しんだ後のお餅はどうするの?」と気になりますよね!
大きな一升餅は、最後に切り分けて食べます。
食べやすいことを見越して、小さなお餅を風呂敷やリュックに入れる形式をチョイスするのも一つの手ですね♪
今は、名入りの可愛いリュックもたくさんありますよ♪
代わりの人気イベントは一升パン?
「一生餅」ならぬ、「一升パン」が最近の人気!?
日本でもパン文化が根付いてきた現代。
特にパン好きなママは非常に多い印象です!
そんな変化も受けてか、最近は「一升餅」ならぬ「一生パン」が人気のようです!
確かに!パンなら「切り分けやすい」、「食べやすい(調理なしでもそのままでも食べられる)」などの利点があり、インスタ映えするといったところも、人気になっている理由かもしれませんね!
実は、「一升パン」だけでなく
一升ベーグル
一升バームクーヘン
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なども台頭してきており、今後、「一升餅」や「一升パン」と並んで人気になるかもしれませんね♪
まとめ
これまでの日本文化を踏襲しての「一升餅」、現代の人気に乗っかっての「一升パン」、はたまた「一升ベーグル」か「一升バームクーヘン」か!
どれにするか悩みますね!
お子さまが1歳まで無事に成長してくれたことを祝い、また1年間頑張ってきたパパとママ自身を労い、一度きりのわが子の1歳の誕生日に素敵な時間をお過ごしください♪
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